履歴書の志望動機

履歴書の志望動機の書き方

履歴書の限られたスペースで、採用担当者に「会いたい」と思わせる志望動機の書き方を解説。新卒・転職・バイト別の例文テンプレート、手書き履歴書のコツも掲載しています。

履歴書の志望動機 書き方4ステップ

履歴書はスペースが限られるため、ESや職務経歴書より簡潔に書く必要があります。以下の4要素を150〜200文字に凝縮しましょう。

01
結論を先に

結論(志望理由)を最初に書く

履歴書の志望動機欄はスペースが限られています。最初の一文で「なぜその企業・お店で働きたいのか」を端的に伝えましょう。採用担当者は大量の履歴書を読むため、冒頭で結論がないと読み飛ばされます。

テンプレート

私が貴社を志望する理由は、〇〇に強く惹かれたからです。

02
経験・根拠

根拠となる経験・エピソードを書く

なぜその結論に至ったのか、具体的な経験を一つ添えます。履歴書では長いエピソードは書けないので、「何を」「どのくらい」「どんな成果を」の3点に絞って2〜3文で書きましょう。

テンプレート

前職では〇〇を△年間担当し、□□という成果を上げました。

03
企業の理由

なぜ「この企業」なのかを明確にする

同業他社ではなくその企業を選んだ理由を書きます。企業の事業内容・理念・製品・社風など、具体的な情報に触れることで「この会社でなければならない理由」が伝わります。使い回しの効かない内容にすることが最大のポイントです。

テンプレート

貴社の○○という取り組みに共感し、私の△△の経験を活かして貢献したいと考えました。

04
貢献イメージ

入社後の貢献イメージを添える

限られたスペースでも、入社後にどう貢献したいかを一文加えると志望度の高さが伝わります。「学びたい」だけでなく「何を提供できるか」を意識しましょう。

テンプレート

入社後は〇〇の経験を活かし、△△の分野で即戦力として貢献したいと考えています。

履歴書の志望動機 文字数の目安

手書き履歴書(JIS規格)

150〜200文字

最も一般的なフォーマット。志望動機欄は6〜8行程度。文字が小さくなりすぎないよう、200文字以内に収めるのが読みやすい

手書き履歴書(大きめ欄)

200〜300文字

志望動機欄が大きいフォーマットの場合。行間を詰めすぎず、余白を活かして丁寧に書く

Web・PC作成の履歴書

200〜400文字

フォントサイズを調整できるため柔軟。ただし長すぎると読まれないため、400文字を目安に

バイト・パートの履歴書

100〜150文字

簡潔でOK。志望理由+勤務条件のマッチを3〜4文で伝えれば十分

履歴書の志望動機 例文

新卒・転職・バイトそれぞれの履歴書に使える志望動機例文です。そのまま使わず、自分の経験・応募先の情報に書き換えてください。

新卒新卒の志望動機例文
176文字

貴社を志望する理由は、地域密着型の営業スタイルに共感したからです。大学時代に地元商店街の活性化プロジェクトに参加し、個人商店のオーナー30名にヒアリングを行った経験から、顧客一人ひとりに向き合う営業に強い関心を持ちました。貴社の「お客様の課題を一緒に解決する」という理念のもと、信頼される営業担当として貢献したいと考えています。

転職転職の志望動機例文
188文字

貴社の海外事業拡大フェーズに惹かれ、志望いたしました。現職では法人営業として3年間、年間売上目標を平均115%で達成してきました。特に新規開拓において、ゼロから顧客関係を構築し年間取引額2,000万円の顧客を獲得した経験は、貴社のアジア市場開拓においても活かせると考えています。即戦力として売上拡大に貢献いたします。

バイトバイトの志望動機例文
118文字

以前から貴店を利用しており、スタッフの方の丁寧な接客に好感を持っていました。高校時代に文化祭の模擬店で接客を担当した経験があり、お客様とのコミュニケーションにやりがいを感じています。週4日以上、土日も勤務可能です。

職種別のより詳しい例文は志望動機の例文集をご覧ください。業界・職種ごとに多数の例文を掲載しています。

手書き履歴書のコツ

下書きしてから清書する

いきなり履歴書に書くのではなく、別紙に下書きして文字数と内容を確認してから清書しましょう。消しゴムの跡が残る修正は印象を下げます。

文字の大きさを揃える

志望動機欄の行数に合わせて文字サイズを決めます。目安はひとマス4〜5mm角。小さすぎる字は読みにくく、大きすぎると文字数が足りなくなります。

枠の8割以上は埋める

スペースが大きく余ると「書くことがない=志望度が低い」と見なされます。逆に枠からはみ出すのもNG。8〜9割を目安に。

誤字・脱字は致命的

企業名・部署名の間違いは不合格に直結します。「御社」(話し言葉)ではなく「貴社」(書き言葉)を使うなど、基本的なビジネスマナーも確認。

履歴書の志望動機 NG表現と改善例

以下の表現は履歴書でよく見られますが、採用担当者にマイナス印象を与えます。

貴社の理念に共感しました

どの企業にも使い回せる。具体的に「何に」共感したか書かないと説得力ゼロ。

改善例

「貴社の『〇〇で社会課題を解決する』という理念の中でも、特に△△の取り組みに共感しました」

家から近いので応募しました

特にバイトで多いが、これだけでは志望動機にならない。仕事への関心も必ず添える。

改善例

「以前から貴店を利用しており接客に好感を持っていました。自宅から近く長期で勤務できる点も魅力です」

勉強させていただきたいです

受け身な姿勢。企業は教育機関ではなく、貢献を求めている。

改善例

「〇〇のスキルを活かしながら、さらに△△の知見も深め、貢献の幅を広げたいと考えています」

給与・待遇に魅力を感じました

本音でも履歴書に書くと「条件だけで選んでいる」印象を与える。

改善例

「貴社の〇〇という事業内容に惹かれました」と仕事内容で志望理由を語り、条件面は面接で触れる

よくある質問

Q. 履歴書の志望動機は何文字が適切?

手書き履歴書(JIS規格)なら150〜200文字、PC作成なら200〜400文字が目安です。バイト・パートの場合は100〜150文字で十分です。枠の8割以上を埋めることを心がけましょう。

Q. 履歴書の志望動機とエントリーシートの志望動機は同じでいい?

基本の骨格(結論→根拠→企業の魅力→貢献)は同じですが、履歴書は簡潔に、ESは詳しく書き分けるのがベストです。履歴書150〜200文字の要約版、ES300〜400文字の詳細版、という関係が理想です。

Q. 志望動機が思いつかない時はどうすれば?

「なぜその業界か」「なぜその企業か」「自分の何を活かせるか」の3つを箇条書きで書き出してみましょう。それでも難しい場合は、AIで下書きを生成してから自分の言葉に直す方法が効果的です。

Q. 履歴書の志望動機は手書きとPCどちらがいい?

企業の指定に従うのが基本です。指定がなければ、PCで作成した方が読みやすく修正も容易です。ただし、手書き文化が残る業界(金融・公務員など)では手書きが好まれることもあります。

Q. 複数の企業に同じ志望動機を使い回してもいい?

使い回しは避けましょう。「なぜその企業か」の部分は必ず企業ごとに書き換えてください。採用担当者は汎用的な志望動機を見抜きます。構成は同じでも、企業固有の情報を入れ替えるのが鉄則です。

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