経済学部・総合型選抜(商店街の衰退への問題意識から)
私は将来、地方の商店街の再生に携わる仕事に就きたいと考えています。そのために貴学経済学部で地域経済学を学びたいと考え、志望いたしました。きっかけは、高校2年の夏に地元の商店街で行った職場体験です。私が幼い頃に通っていた文具店や青果店はすでに閉店し、シャッターの下りた店舗が通りの3分の1を占めていました。店主の方々に話を伺うと、「客が減った」だけでなく「後継者がいない」「補助金の申請方法が分からない」という声が多く、商店街の衰退は人口減少だけでは説明できない構造的な問題だと気づきました。その後、県が公開している商店街実態調査を読み、空き店舗率が10年間で12%から28%に上昇していることを知り、この課題を数字で捉えて解決策を考える学問を学びたいと思うようになりました。貴学を志望する理由は、経済学部に2年次から自治体と連携してフィールドワークを行う「地域経済演習」がある点です。オープンキャンパスで受けた〇〇教授の模擬講義「商店街はなぜ消えるのか」では、空き店舗対策を家賃補助ではなく事業承継の仕組みから考えるという視点が示され、私が現場で聞いた声と重なって強く共感しました。また、3年次に地域の中小企業で4週間のインターンシップを行う「地域連携プログラム」は、現場の課題と経済理論を結びつけるために最適な環境だと考えています。入学後は、1年次にミクロ経済学と統計学の基礎を固め、2年次からは〇〇教授のゼミで商店街の事業承継を研究テーマにしたいと考えています。具体的には、地元商店街の店主50名に聞き取り調査を行い、後継者が見つからない要因を分析して、自治体に提案できる形の卒業論文にまとめることを目標としています。高校で身につけた、現場に足を運んで話を聞く姿勢を大切にしながら、地域の課題を経済学の視点から解決できる人材になるために、貴学で学びたいと考えております。
800字・総合型選抜(大学)