入試の志望理由書

志望理由書の書き方・無料作成ツール

大学・大学院・専門学校の入試(総合型選抜・学校推薦型選抜・一般入試)で求められる志望理由書。構成テンプレートから文字数別の書き方、NG例まで解説します。AIの作成ツールを使えば、志望理由書の下書きを無料で作成できます(登録なしでもお試し可)。

学校の種類別に見る志望理由書の書き方

大学・専門学校・総合型選抜・看護学校では、求められる内容と文字数が異なります。志望する学校の種類から、構成と完成例文を確認してください。

大学

大学の志望理由書の書き方

文系・理系・総合型の完成例文3本、400字圧縮版、書き出しと締めのパターン

専門学校

専門学校の志望理由書の書き方

美容・IT・調理の例文3本、200字版、書き出しと締めのパターン

総合型選抜

総合型選抜・学校推薦型の志望理由書

2027年度入試の出願日程、活動報告書・面接との一貫性、指定校・公募を含む例文3本

看護学校

看護の志望理由書の書き方

看護学部・看護専門学校・社会人入試の例文3本、200字版、大学と専門学校の書き分け

書き出し・締め

志望理由書の書き出しと締め

書き出し6型・締め4型・学校別の例文と呼応パターン

締め方

志望理由書の締め方

締めの3要素と型6つ、学校別・字数別の最後の締めの例とNG例

AIで書いた志望理由書はバレる?調査結果と安全な使い方

AIに丸投げした志望理由書は、バレる可能性が十分にあります。ある調査では、長めの文章になると評価者が高い精度でAIの利用を見分けていました。一方、自分の経験と志望校について調べた情報を材料に、下書きづくりや推敲・添削にAIを使うのは有効です。提出前に必ず自分の言葉で書き直しましょう。生成AIの扱いは大学によって違うため、募集要項も確認してください。

慶應義塾大学の2学部が生成AIの扱いを明記

慶應義塾大学の総合政策学部・環境情報学部は、AO入試の募集要項に生成AIの扱いを追記しました。学びを深める補助的なツールとして使うことはかまわない一方、出願書類の志望理由、入学後の学習計画、自己アピールなどについては、生成AIで作ったものを受験生独自の成果物とはみなさないとしています。

出典:慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部『AO入試募集要項』への追記「生成AIに関する取り扱いについて」(2025年4月)

文部科学省は大学ごとのルールづくりを期待

文部科学省は2024年の文書で、各大学が入試での生成AIの扱いについて適切なルールを定め、運用することが期待されるとしました。本人が書く出願書類を求める場合は、生成AIの扱いを募集要項などに示す方法が考えられるとしています。志望校の募集要項で、生成AIに関する記載を必ず確認しましょう。

出典:文部科学省「大学入学者選抜における生成AIの取扱いについて」(2024年)

長めの書類では93%の精度でAI利用を判別

九州工業大学の研究者の調査では、B5サイズ1枚程度の「学びの計画書」で、評価者が93%の精度で生成AIの利用を見分け、点数も受験生本人の答案のほうが高い傾向でした。400字程度の志望理由書では、AIの使い方による平均点の差は見られず、判別の精度も75%に下がりました。研究者は、長めの文章なら利用を推定できるが短い文章では難しいとしています。

出典:朝日新聞Thinkキャンパス(2025年5月20日)が報じた九州工業大学・木村智志准教授の調査(河合塾のセミナー、2025年3月)

AIっぽく見える志望理由書の4つの特徴と避け方

  1. 一

    抽象的な表現が続く

    AIは書き手の経験を知らないため、一般論でまとめがちです。誰にでも当てはまる文が続くと、多くの書類を読む教員には見抜かれやすくなります。

    避け方:下書きに「視野を広げたい」「成長したい」といった言葉が残っていたら、何を見てそう感じたのか、入学後に何をするのかという具体的な内容に置き換えましょう。

  2. 二

    接続詞や言い回しが型どおりすぎる

    「まず」「次に」「さらに」と段落が型どおりにつながり、決まった言い回しや同じ文末が続くと、整っていても読み手には機械的な印象が残ります。

    避け方:削っても意味が通る接続詞は外し、同じ文末が3回続いたら1つ変えます。仕上げに声に出して読み、使い慣れない言い回しは、自分が説明するときの言葉に直しましょう。

  3. 三

    志望校ならではの情報がない

    AIは志望校のシラバスや研究内容を正確には知りません。情報を渡さないと、どの大学にも言える魅力しか並ばず、読み手には下調べ不足と映ります。

    避け方:調べた授業名や研究テーマ、オープンキャンパスで聞いた話を作成ツールの「志望校の魅力」欄に入れて生成します。下書きに出た固有名詞は、大学の公式サイトで必ず確かめましょう。

  4. 四

    自分の体験や数字が出てこない

    体験した場面や、回数・期間などの数字は、本人にしか書けない部分です。ここが空白だと、AIだけで作った文章と見分けがつきません。

    避け方:作成ツールの「きっかけ」欄に、いつ・どこで・何をしたかを実際の数字と一緒に書いて生成します。下書きに自分が経験していない出来事や数字があれば、削るか事実に直してください。

AI判定ツール(AIチェッカー)の結果は目安

AIチェッカーの結果には誤判定もあり、自分で書いた文章がAIと判定されることも、その逆もあります。判定をすり抜けるために言い回しだけを変えても、内容が薄ければ評価は上がりません。数値に振り回されず、自分の経験に基づく中身があるかどうかを見直しましょう。

志望理由書でAIを安全に使う3ステップ

  1. 一

    経験と志望校の情報を箇条書きにする

    募集要項で生成AIの扱いを確認し、認められる範囲で使います。きっかけの出来事、そこで考えたこと、志望校で学びたい授業や研究を箇条書きにし、回数や期間などの数字もメモします。

  2. 二

    AIで構成と下書きを作る

    箇条書きの内容を作成ツールの入力欄に入れ、文字数を選んで生成します。出てきた下書きは完成品ではありません。話の順番を確かめ、自分のメモに足りない情報を見つける材料として使いましょう。

  3. 三

    自分の言葉で書き直し、添削で確認

    下書きを横に置き、自分の言葉で一から書き直します。仕上がったら当サイトの添削ページに貼り付けると、約10秒で指摘と修正版が出ます。修正版も丸写しせず、納得した指摘だけを反映させましょう。

一Before(AIの下書きのまま)

高齢化が進む現代社会において、医療の重要性はますます高まっています。私も人々の健康を支える医療人になりたいと考え、貴学を志望しました。貴学の充実したカリキュラムと恵まれた環境は、専門的な知識と実践力を養ううえで最適だと考えます。入学後は何事にも積極的に挑戦し、視野を広げていきたいと考えています。

After(自分の経験で書き直し)

祖父が暮らす町の診療所は、週3日しか開いていません。高校2年の夏にそこで3日間の職場体験をし、片道1時間かけてバスで通う高齢の患者さんが多いと知って、通院の負担を減らすことも医療の役割だと気づきました。貴学の『地域医療演習』では1年次から地域の診療所で実習できるため、住民の暮らしに触れながら、通院が難しい人に医療を届ける方法を学びたいと考え、志望しました。

「充実したカリキュラム」のような誰にでも書ける言葉を、実際に見た場面と数字、その授業ならではの内容に置き換え、体験から気づいたことを1文加えました。面接で聞かれても説明できる内容です。

面接で深掘りされても自分の言葉で答えられるか

面接では、志望理由書の内容を深く聞かれることがあります。早稲田大学国際教養学部のように、出願時の志望理由書をやめ、入試当日に「志望理由に関するエッセイ」を課すと発表した例もあります。次の3点を自分の言葉で説明できるか確かめましょう。

  1. 1
    その体験で何を考え、どう行動したかを具体的に話せるか
  2. 2
    志望校の授業や研究を、他の大学と比べて選んだ理由を言えるか
  3. 3
    書いた授業名や数字の出どころを説明できるか

書き上げた志望理由書は添削AIで、結論・具体性・志望校ならではの理由などを確認できます。

志望理由書と志望動機の違い

志望理由書(入試)

提出先
大学・専門学校の入試
構成の軸
将来の目標 → なぜこの学校か → 学びの計画
ポイント
学問的関心と研究計画が中心。教授名・カリキュラムなど学校固有の情報が重要

志望動機(就活・転職)

提出先
企業の採用選考
構成の軸
なぜこの業界か → なぜこの企業か → 自分のスキル・経験
ポイント
即戦力性やビジネスへの貢献が中心。業界研究・企業研究が重要

志望理由書の書き方 5つのステップ

以下の5つの要素を順番に組み立てると、論理的で説得力のある志望理由書が完成します。

  1. 一
    将来の目標

    将来の目標・やりたいことを明確にする

    志望理由書の出発点は「将来どうなりたいか」です。研究分野・職業・社会への貢献など、大学で学ぶことの先にある目標を冒頭で示しましょう。曖昧な夢ではなく、行動や関心の裏づけがある目標が説得力を持ちます。

    テンプレート

    私は将来、〇〇の分野で△△に取り組みたいと考えています。

  2. 二
    きっかけ

    そう考えるようになったきっかけ

    目標を持つに至った体験を一つ、具体的に書きます。部活動、ボランティア、授業での出来事、身近な問題への気づきなど、自分の言葉で語れるエピソードを選びましょう。ありふれた出来事でも、そこから何を考えたかが重要です。

    テンプレート

    このように考えるようになったのは、高校〇年生の時に△△を経験したことがきっかけです。

  3. 三
    学校の理由

    なぜこの学校・学部なのか

    志望理由書で最も差がつくパートです。パンフレットやWebサイトで調べた具体的な情報——教授の研究テーマ、カリキュラムの特色、実習制度、研究設備などを挙げ、自分の目標との接点を示します。オープンキャンパスに参加した経験があれば、そこで得た印象に触れると信憑性が増します。

    テンプレート

    貴学の○○学部では、△△教授の□□に関する研究が行われており、私の関心と直接つながっています。

  4. 四
    学びの計画

    入学後の学びの計画

    入学したらどの授業を履修し、どんなゼミ・研究室に入り、何を学びたいか。4年間(または2年間)の見通しを書きます。漠然と「勉強を頑張りたい」ではなく、具体的な科目名や活動に触れることで、本気度と下調べの深さが伝わります。

    テンプレート

    入学後はまず○○学や△△学の基礎を固め、3年次からは□□ゼミで◇◇について研究したいと考えています。

  5. 五
    決意

    決意・まとめ

    最後に、この学校で学ぶ決意を簡潔に述べます。前のステップで書いた目標・きっかけ・学校の魅力・学びの計画を自然につなげ、「だからこの学校で学びたい」という結論に着地させます。

    テンプレート

    以上の理由から、貴学の○○学部で学ぶことが私の目標への最短の道だと確信し、志望いたします。

文字数別の書き方ガイド

  1. 一

    400字(短め)

    結論→きっかけ→学校の魅力→決意の4段構成。各パートは2〜3文で簡潔に。削る勇気が大事

  2. 二

    600〜800字(標準)

    最も多い指定文字数。各パートを丁寧に展開でき、エピソードも一つしっかり書ける

  3. 三

    1,000字以上

    エピソードを二つ入れる、学びの計画を学年ごとに書くなど、深掘りの余地がある。冗長にならないよう注意

  4. 四

    指定なし

    600〜800字程度が無難。短すぎると熱意不足、長すぎると冗長な印象を与える

志望理由書の例文(大学・専門学校)

総合型選抜・学校推薦型選抜・専門学校の3パターンを、800字・600字・400字で書いた完成例文です。上の5ステップの構成をそのまま踏んでいるので、自分の学部・経験に置き換えて使えます。

1

経済学部・総合型選抜(商店街の衰退への問題意識から)

787 字

私は将来、地方の商店街の再生に携わる仕事に就きたいと考えています。そのために貴学経済学部で地域経済学を学びたいと考え、志望いたしました。きっかけは、高校2年の夏に地元の商店街で行った職場体験です。私が幼い頃に通っていた文具店や青果店はすでに閉店し、シャッターの下りた店舗が通りの3分の1を占めていました。店主の方々に話を伺うと、「客が減った」だけでなく「後継者がいない」「補助金の申請方法が分からない」という声が多く、商店街の衰退は人口減少だけでは説明できない構造的な問題だと気づきました。その後、県が公開している商店街実態調査を読み、空き店舗率が10年間で12%から28%に上昇していることを知り、この課題を数字で捉えて解決策を考える学問を学びたいと思うようになりました。貴学を志望する理由は、経済学部に2年次から自治体と連携してフィールドワークを行う「地域経済演習」がある点です。オープンキャンパスで受けた〇〇教授の模擬講義「商店街はなぜ消えるのか」では、空き店舗対策を家賃補助ではなく事業承継の仕組みから考えるという視点が示され、私が現場で聞いた声と重なって強く共感しました。また、3年次に地域の中小企業で4週間のインターンシップを行う「地域連携プログラム」は、現場の課題と経済理論を結びつけるために最適な環境だと考えています。入学後は、1年次にミクロ経済学と統計学の基礎を固め、2年次からは〇〇教授のゼミで商店街の事業承継を研究テーマにしたいと考えています。具体的には、地元商店街の店主50名に聞き取り調査を行い、後継者が見つからない要因を分析して、自治体に提案できる形の卒業論文にまとめることを目標としています。高校で身につけた、現場に足を運んで話を聞く姿勢を大切にしながら、地域の課題を経済学の視点から解決できる人材になるために、貴学で学びたいと考えております。

800字・総合型選抜(大学)

2

看護学部・学校推薦型選抜(祖母の在宅療養の経験から)

598 字

私は将来、在宅で療養する患者と家族を支える訪問看護師になりたいと考えています。この目標の原点は、高校1年の冬から祖母が自宅で療養生活を送るようになったことです。週2回訪問してくださった看護師の方は、血圧や体温を測るだけでなく、祖母の好きな庭の花の話をしながら食事の量や表情の変化を確認していました。介護疲れで母が体調を崩したときも相談に乗り、介護保険サービスの追加手続きを一緒に進めてくださいました。患者本人だけでなく家族まで含めて支える姿を見て、私も在宅の現場で働く看護師になると決めました。貴学を志望する理由は、3年次の必修科目「在宅看護学実習」で訪問看護ステーションに2週間通える点です。オープンキャンパスで〇〇教授の「地域包括ケアと看護」の講義を受け、自宅で最期を迎えたい人が多い一方で、実際に自宅で亡くなる人は2割に満たないと知り、在宅を支える看護師の必要性を実感しました。また、1年次から担当教員に学習相談ができるチューター制も、国家試験に向けて心強い環境です。入学後は、1年次に解剖生理学と基礎看護技術を確実に身につけ、2年次からは在宅看護学の演習に力を入れます。あわせて地域の高齢者サロンでボランティアを行い、在宅で暮らす方々の生活を理解したいと考えています。祖母を支えてくださった看護師の方のように、患者と家族の両方に寄り添える看護師になるため、貴学で学びたいと考えております。

600字・学校推薦型選抜(大学)

3

保育士養成の専門学校(乳児保育を専門にしたい)

394 字

私は将来、0歳から2歳の乳児保育を専門とする保育士になりたいと考えています。きっかけは、高校2年の家庭科の保育実習で訪れた保育園での経験です。人見知りで泣き続けていた1歳の男の子が、担任の先生が毎日同じ歌を歌いながら抱き上げると、3日目には自分から手を伸ばすようになりました。言葉が通じない年齢でも繰り返しの関わりで信頼関係を築けることに感動し、乳児保育の道を志しました。貴校を志望する理由は、2年間で保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得でき、1年次から附属保育園の週1回の実習で乳児クラスを継続して担当できる点です。オープンキャンパスの体験授業「赤ちゃんの発達と遊び」で月齢ごとの手作りおもちゃを作り、実践的な学びに魅力を感じました。入学後は乳児保育の授業と実習に力を入れ、ピアノは入学前から練習を始めます。子どもの小さな変化に気づける保育士になるため、貴校で学びたいと考えております。

400字・専門学校

※ 上記は例文です。教授名・授業名・エピソードはご自身の情報に書き換えてください。

文字数の指定がない志望理由書・A4用紙1枚・書式自由の場合の書き方

「志望理由書は文字数指定なし、A4用紙1枚、書式自由」という募集要項を見て手が止まる受験生は多いです。学校によっては「志願理由書」と呼びますが、志望理由書と同じ書類で、「なぜこの学校で学びたいのか」を審査する目的も同じです。文字数の指定がない場合は600〜800字を目安にしてください。A4用紙1枚に読みやすい大きさ(パソコンなら10.5〜11pt、手書きなら1行30字前後)で収まる分量がちょうどこの範囲だからです。400字では「学びの計画」が薄くなり、1,000字を超えると1枚に収まらず、数百枚を読む教員に最後まで読まれないリスクがあります。

書式自由のA4用紙1枚は、4〜5段落の構成が基本です。冒頭で将来の目標と志望学部を1〜2文で述べ、続いて「きっかけ」「なぜこの学校か」「学びの計画」「決意」の順に段落を分けます。見出しは必須ではありませんが、「1. 将来の目標」のような小見出しを付けると、審査する教員が要点を拾いやすくなります。ただし見出しの分だけ本文の行数が減るので、800字近くになるなら見出しを外し、各段落の1文目に結論を置く書き方に切り替えてください。余白は上下左右20〜25mm、行間は1.15〜1.5倍を目安にし、用紙の上部に氏名・受験番号・志望学部を1行で書きます。

手書き指定とパソコン作成では注意点が異なります。手書きなら黒のボールペンで、鉛筆で薄く下書きしてから清書し、消せるボールペンは使いません。書き損じは修正液で直さず、新しい用紙に書き直すのが原則です。字の上手さより、文字の大きさをそろえて段落の頭を1字下げることが読みやすさにつながります。パソコン作成が認められている場合は、明朝体10.5〜11ptで余白と行間を統一し、PDF提出ならファイル名を「志望理由書_氏名」のようにします。どちらの場合も、提出前に募集要項の「用紙」「筆記用具」「提出方法」を再確認し、不明な点は入試課に電話で確認すると安心です。

志望理由書のテンプレート(穴埋め式)とAIでの下書きの使い方

【ステップ1・将来の目標】「私が目指しているのは、〇〇として△△の□□を解決することです。その実現に必要な◇◇を学ぶため、貴学●●学部を志望いたします。」〇〇には職業や役割(訪問看護師、自治体の産業振興担当など)、△△には対象(在宅で療養する高齢者、地方の商店街など)、□□には課題を入れます。職業名だけで終わらせず「誰の何を解決するか」まで書くのがポイントです。「看護師になりたい」より「在宅療養する高齢者と家族を支える訪問看護師になりたい」のほうが、後に続く「なぜこの学校か」との結びつきが強くなります。

【ステップ2・きっかけ】「この目標の原点は、高校〇年の△△で□□に直面したことです。そこで◇◇という課題に気づき、●●について自分で調べるようになりました。」△△には部活動、探究学習、職場体験、ボランティア、家族の出来事などの場面、□□には具体的な出来事、◇◇には自分で見つけた課題を入れます。「感動した」「憧れた」で終わらせず、「何に気づき、そこから何を調べたか」まで書くと、総合型選抜で重視される主体性が伝わります。人数・日数・割合などの数字を1つ入れると具体性が上がります。

【ステップ3・なぜこの学校か】「貴学を志望する最大の理由は、〇〇(授業名・実習名・プログラム名)を通じて△△を実践的に学べる点です。オープンキャンパスで□□教授の◇◇(講義名・研究テーマ)に触れ、●●という考え方に共感しました。」他の大学名に置き換えると成立しなくなる内容にするのが鉄則です。大学のWebサイトのシラバス、教員紹介ページ、学部パンフレットから、授業名・研究テーマ・実習先・取得できる資格を最低2つ拾って書き込んでください。「教育理念に共感した」だけでは、どの大学にも当てはまるため評価されません。

【ステップ4・学びの計画】「入学後は、1年次に〇〇の基礎を身につけ、2年次以降は△△(コース・演習・研究室)で□□をテーマに学びを深めます。あわせて◇◇(資格取得・留学・課外活動)に取り組み、●●の力を養いたいと考えています。」学年ごとに何をするかを時系列で書くと、カリキュラムを理解していることが伝わります。卒業論文や卒業制作のテーマ案まで書ければ理想ですが、決まっていなければ「□□の分野を中心に」と方向性を示せば十分です。ステップ1の目標に必要な力と対応させることが大切です。

【ステップ5・決意】「高校で培った〇〇の力を土台に、△△として社会に貢献できる人材になるため、貴学で学びたいと考えております。」〇〇には部活動や探究活動で身につけた具体的な力(現場に足を運んで話を聞く姿勢、データを集めて分析する力など)、△△にはステップ1の目標を短く言い換えた表現を入れます。最後の段落は2〜3文で十分です。新しい話題を出さず、ステップ1と対応する形で締めると全体に一貫性が生まれます。「精一杯頑張ります」「よろしくお願いいたします」のような挨拶で終わるのは、字数の無駄になるので避けてください。

テンプレートを埋めるのが難しいときは、生成AIで下書きを作る方法が有効です。当サイトのAI作成ツールに志望学部、きっかけの経験、学びたい授業名を入力すると、5ステップ構成の下書きが数十秒で出力されます。ただし丸写しでの提出は避けてください。AIは教授名や実習名を仮の内容で埋めることがあり、そのまま出すと面接で「その授業のどこに惹かれましたか」と聞かれて答えられず、矛盾が出ます。正しい使い方は、AIの下書きで構成と流れを確認したうえで、固有名詞・数字・エピソードを自分が実際に経験したことに差し替え、面接で口頭で説明できる状態まで自分の言葉に直すことです。

避けるべきNG表現と改善例

志望理由書でよく使われるものの、入試の評価ではマイナスになりやすい表現です。

一NG表現
「貴学の伝統と実績に惹かれました」

どの学校にも使える汎用的な表現。具体的にどの伝統・実績かが不明。

改善例
「貴学の○○学部が開設以来30年にわたり△△分野で積み上げてきた□□の実績に惹かれました」
二NG表現
「幅広い知識を身につけたい」

何を学びたいかが曖昧。大学は専門性を深める場として志望されるべき。

改善例
「○○学を軸に、関連する△△や□□の知識も体系的に学びたい」
三NG表現
「オープンキャンパスで雰囲気が良かった」

感想だけで、学びの内容に踏み込んでいない。

改善例
「オープンキャンパスで○○教授の模擬講義を受け、△△という考え方に強い関心を持ちました」
四NG表現
「家から近い / 学費が安い」

事実でも志望理由書に書くべきではない。学問的な動機が求められている。

改善例
立地や学費は志望理由書には書かず、面接で聞かれた場合に補足として触れる程度に

よくある質問

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上記の構成を踏まえた下書きをAIが自動生成。自分の言葉に直すだけ。