志望理由書の締め方

志望理由書の締め方・終わり方と最後の締めの例文

志望理由書の締めとは、最後の1〜2文のことです。本文をどれだけ丁寧に書いても、終わり方が「以上の理由から貴学を志望します」の一文だけでは、何を学びたい人なのかが最後に伝わりません。このページでは、締めに入れる3要素(要約・入学後の展望・決意)を5つの手順で説明し、最後の締めの例文を型6つで紹介します。締めまで書いた400字の例文3本のほか、大学・専門学校・看護・指定校推薦の学校別の締め方、字数別の長さの目安、よくあるNG例と書き直し例もまとめました。最後の一文だけを直したいときは、型6つの表から自分の書き出しに合う形を選んでください。

志望理由書の締め方を3ステップで書く

  1. 1
    本文の志望理由を一言で言い直し、締めの中心に置く言葉を決めます。
  2. 2
    その言葉に入学後の展望を添え、「〜と考えております」「〜いたします」と言い切る形で1〜2文にまとめます。
  3. 3
    書き出しと読み比べて目標の言葉がそろっているかを確かめ、長さを全体の1割ほどに収めます。

このページが向いている人:本文は書けたのに、書き終わり方や最後の一文が決まらない高校生や、締めくくりがいつも「以上の理由から」「頑張ります」になってしまう人に向けたページです。大学・専門学校・看護学校・指定校推薦のどれに出すかで締めの言葉を変えたい人、400字など短い欄で締めをどこまで削れるか知りたい人、面接の答えの終わり方を考えている人にも使えます。

志望理由書の締め方|3要素を入れる5つの手順

  1. 一
    締めの役割

    締めの1〜2文で「何を学びたい人か」を読み手に残す

    読み手は最後の一文を読み終えたところで、この受験生が何を学び、どこへ向かう人なのかを整理します。そのため、志望理由書の最後の1〜2文にあたる締めには、本文の要約、入学後の展望、決意の3要素を入れます。新しい体験や理由はここでは足さず、本文で使った言葉を選び直して短くまとめてください。3要素がそろっていれば、面接の前に読み返されたときにも、志望の筋道を締めだけでたどれます。反対に、体験の続きのまま終わると、読み手は本文を読み返して、志望の理由を自分で組み立て直すことになります。

    テンプレート

    〇〇という目標に向けて、貴学(貴校)の△△で□□を学びたいと考えております。

    NG最後の段落まで体験の説明が続き、目標にも志望校にも戻らないまま字数が尽きている。

  2. 二
    3要素の1つ目

    要約——本文の志望理由を一言で言い直す

    要約は、本文で述べた志望理由を一言に縮めた部分です。「〇〇という目標のため」「〇〇で抱いた疑問を確かめるため」のように、目標と志望校を結ぶ理由を短い句にして、締めの前半に置きます。言葉は本文で一度使ったものから選んでください。締めで初めて出てくる言い方に置き換えると、読み手には別の話が始まったように見えます。理由を2つ以上挙げた志望理由書でも、締めの要約はいちばん大きな理由1つに絞ります。その理由を書き出しの目標と同じ言葉で書けば、要約がそのまま書き出しとの呼応にもなります。

    テンプレート

    〇〇で見つけた△△という課題に取り組むため、貴学(貴校)を志望いたします。

    NG締めで突然「夢をかなえたい」とまとめ、本文で語った目標や体験の言葉が一つも残っていない。

  3. 三
    3要素の2つ目

    入学後の展望——学ぶ中身を一つに絞って書く

    入学後の展望は、志望校で何を学び、それを何につなげるかを示す要素です。本文の学びの計画をすべて繰り返す必要はありません。授業・ゼミ・実習の中からいちばん書きたいものを一つ選び、その名前か、そこで取り組む中身を締めに入れます。400字などの短い欄では、名前を省いて「〇〇を学び」と中身だけを書いても構いません。学んだ先の進路を一言添えると、展望がよりはっきりします。「幅広く学びたい」で終えると、どの学校に出しても通じる文になり、志望校を選んだ理由が最後にぼやけます。

    テンプレート

    入学後は『〇〇演習』で△△を深め、卒業後は□□として◇◇に関わりたいと考えております。

    NG「貴学でさまざまなことを幅広く学びたいと考えております」と書き、何を学ぶのかが最後まで見えない。

  4. 四
    3要素の3つ目

    決意——文末は「〜と考えております」「〜いたします」で言い切る

    決意は、締めの文末で志望をはっきり言い切る要素です。「〜と考えております」「〜を志望いたします」「〜する所存です」のように、敬語の言い切りで終えてください。「〜と思います」「〜できたらいいなと思います」で終えると、最後の一文が迷いのある印象になります。気持ちの強さを伝えたいときも、「必ず」「全力で」のような強い言葉を重ねる必要はありません。何を学び、何に取り組むのかを要約や展望と同じ1文で言い切れば、それが決意として伝わります。

    テンプレート

    〇〇を実現するため、貴学(貴校)で△△を学び続ける所存です。

    NG「貴学で学ばせていただけたら幸いでございます」と敬語を重ね、何をしたいのかがぼやけている。

  5. 五
    呼応と長さ

    書き出しと読み比べ、長さを全体の1割に収める

    締めを書いたら、書き出しと並べて読み比べます。書き出しで目標に使った言葉を締めでも使うと、最初と最後が同じ言葉でつながり、読み手は一つの目標に向かう文章として読み終えられます。長さは全体の1割弱〜1割が目安で、400字なら30〜50字の1文、800字なら40〜70字の1〜2文です。目安より長いときは、本文の言い換えが混ざっていないかを見直します。全体の字数を超えた場合も、締めより先に本文の説明を削ってください。

    テンプレート

    (書き出しと同じ言葉で)△△を支える〇〇の力を、貴学(貴校)□□学部(学科)で身につけたいと考えております。

    NG800字の志望理由書で、締めが本文の要約を3文重ねた150字になり、最後の段落だけが長い。

最後の締めまで書いた400字の例文3本(大学・専門学校・看護)

3本とも400字で書き、呼応型・展望型・貢献型と、それぞれ違う型で締めています。最後の一文にどの要素が入っているかを、各例文のポイントで確かめてください。

1

大学・総合型選抜(海岸清掃で拾ったごみを数えた経験から)

379 字

私は、海に流れ着くごみを川の上流で減らす仕組みを、地域の人とつくりたいと考え、貴学環境学部を志望いたします。高校2年から地元の海岸清掃に毎月参加し、拾ったごみを種類ごとに数えて記録してきました。半年分の約1,100個のうち6割近くはお菓子の袋や飲み物の容器で、表示はほとんどが日本語でした。清掃区域を5つに分けて数えると、河口に近い区域ほど多いことも分かり、海のごみの多くは国内の暮らしから川を通って流れてくるのだと考えるようになりました。貴学を選んだのは、『△△流域演習』で川沿いを歩いてごみの出どころを調べ、〇〇教授のゼミで住民と行政がともにごみを減らす方法を研究できるからです。入学後は、ごみが川のどの地点で増えるのかを、数えて確かめるところから始めます。海に流れ着くごみを川の上流で減らす仕組みを地域の人とつくるため、貴学で学ぶことを志望いたします。

400字・呼応型の締め|大学・総合型選抜(環境学部)

この例文のポイント

  • 締めの「海に流れ着くごみを川の上流で減らす仕組み」は、書き出しの目標をそのまま使っています。最初と最後の言葉がそろうため、読み終えたときに書き出しの一文へ戻れます。
  • 締めの一文は48字で、要約(川の上流で減らす仕組み)、展望(地域の人とつくる)、決意(学ぶことを志望いたします)の3要素を1文に収めています。
  • 締めの直前に、ごみが増える地点を数えて確かめるという入学後の最初の一歩を置いています。海岸で数えた記録から続く行動なので、締めの「つくるため」が具体的な計画として読めます。
2

専門学校・AO入試(家の車のタイヤの空気圧を記録した経験から)

379 字

私は、車の不調を測って確かめ、乗る人に分かる言葉で説明できる自動車整備士を目指し、貴校自動車整備科を志望いたします。きっかけは高校1年の春、父の車の点検に付き添ったことです。整備士の方は、すり減ったブレーキの部品を新品と並べ、交換が必要な理由を父に見せながら説明してくださいました。それから私は、家の車のタイヤの空気圧を月に1回測り、ノートに記録しています。1年分を見比べると、冬の3か月は毎回規定の値を下回っており、見た目では分からない変化も測れば分かることを実感しました。貴校を選んだのは、1年次の『△△点検実習』から実際の車を使い、2年次には電気自動車の整備も学べるからです。入学後は、エンジンと電気装置の基礎を固め、整備士の国家資格の取得を目指します。10年後は、電気自動車の不調も測って確かめられる整備士として、地元で働いていたいと考えております。

400字・展望型の締め|専門学校・AO入試(自動車整備科)

この例文のポイント

  • 締めは「10年後は」と時間を先に延ばし、卒業後に働く姿を描く展望型です。直前の文で入学後の資格取得を述べ、締めはその先の将来像に絞っています。
  • 「測って確かめられる整備士」は、書き出しの目標と、空気圧を1年間記録した体験の両方から取った言葉です。締めの要約が、自分で確かめた事実に裏づけられています。
  • 締めの一文は49字で、400字の目安(30〜50字)に収めています。「電気自動車」は志望校を選んだ理由に出した言葉で、展望が貴校での学びとつながっています。
3

看護学校・推薦入試(手話部で聴覚障がいのある方に聞き取りをした経験から)

389 字

私は、耳の聞こえにくい患者さんにも説明が確かに届く看護を実践したいと考え、貴校看護学科を志望いたします。高校1年から手話部で活動し、地域の聴覚障がい者の会の集まりにも毎月参加してきました。会の方12人に病院で困ったことを尋ねると、9人が「マスクで口元が見えず、分からないままうなずいた」と答えました。説明したかどうかより、相手に伝わったかを確かめることが看護の出発点だと考えるようになりました。そこで部の仲間と、診察でよく使う言葉20語を手話と絵で示すカードを作りました。貴校を選んだのは、1年次の『△△看護コミュニケーション論』で、言葉以外の手段も使って患者さんの理解を確かめる方法を学べるからです。入学後は基礎看護技術を確実に身につけ、実習では筆談や手話も交えて患者さんと関わります。卒業後は、耳の聞こえにくい患者さんにも説明が届く看護師として、地域の病院に貢献いたします。

400字・貢献型の締め|看護学校・推薦入試

この例文のポイント

  • 締めは「卒業後は」で始め、誰に(耳の聞こえにくい患者さん)、どこで(地域の病院)を示す貢献型です。届ける相手を、本文で話を聞いた人たちと重なるように選んでいます。
  • 締めの「説明が届く」は、12人中9人が答えた「分からないままうなずいた」への自分なりの答えです。本文の聞き取りの結果が、そのまま締めの要約になっています。
  • 文末を「貢献いたします」と言い切り、決意の要素を入れています。締めの一文は45字で、400字の目安に収まっています。

※ 上記は例文です。学校名・教員名・エピソードは、ご自身の情報に書き換えてください。

志望理由書の締めの型6つ(最後の締めの例文つき)

締めの型は、書き出しの形と本文の中身に合わせて選びます。例文は最後の一文だけを示しているので、目標や授業名を自分の志望理由書の言葉に置き換えて使ってください。

呼応型(書き出しの言葉で閉じる)夜間や休日にも町の人がためらわずに受診できる地域医療を、医師として支えるため、貴学医学部で学びたいと考えております。1文目に目標を書いた志望理由書(結論先行型)に合います。書き出しで目標を表した言葉を、締めでも言い換えずに使います。大学・専門学校・看護のどれにも使えるので、型に迷ったらまずこの形で書いてみてください。
展望型(学んだ先の姿を描く)卒業後は地元の市役所で橋や道路の管理に携わり、10年後には、古くなった橋を地域ごとに計画を立てて直していける技術者になりたいと考えております。職業の目標から書き出したときや、卒業後の進路がはっきりしているときに合います。「卒業後は」「10年後には」と時間の先を示し、学んだ先の姿を描きます。本文の学びとつながらない大きな夢を書くと、根拠のない一文になります。
貢献型(届ける相手を示す)卒業後は歯科衛生士として、歯みがきを嫌がる小さな子どもとその家族に、毎日続けられる口の手入れを伝えていきます。きっかけの場面から書き出した志望理由書(体験起点型)や、看護・医療・福祉・保育など資格を取って働く場が見えている志望に合います。誰に、どこで、何を届けるのかまで書きます。「人の役に立ちたい」のように相手がぼやけたままだと、どの学校にも出せる一文になります。
決意型(学ぶ意志を言い切る)中学から続けてきた雲の観察を出発点に、貴学理学部で気象学を基礎から学び、予報の難しい局地的な大雨の研究に挑む決意です。どの書き出しとも組み合わせやすい型です。決意の言葉だけで終えず、何を学ぶ決意なのかを同じ1文に入れます。本文で書いた体験を出発点として一言添えると、決意に根拠が生まれます。
要約型(「以上の理由から」を生かす)以上の理由から、サイズの合わなくなった制服を次の生徒へ引き継ぐ仕組みをつくるため、貴学家政学部で被服学を基礎から学びたいと考えております。理由を2つ以上挙げた志望理由書に合います。「以上の理由から」の後に、理由をまとめた一言と入学後の学びを必ず続けます。400字以下の欄では、この7字を省いて本文に回しても構いません。
問い回収型(書き出しの問いに答える)方言が若い世代から消えていくのは話す場面が減るためではないかという自分なりの答えを、貴学文学部の〇〇ゼミで聞き取り調査から確かめたいと考えております。「なぜ〜のか」という問いから書き出した志望理由書(問い起点型)に合います。締めでは、本文で得た自分なりの答えと、それを入学後にどう確かめるかを書きます。答えを断定できなくても、問いを出したまま終えないようにします。

学校別の締め方(大学・専門学校・看護・指定校推薦)

締めに入れる3要素はどの学校でも同じですが、展望に書く中身は学校の種類で変わります。大学は学問と研究、専門学校は技術と資格、看護は目指す看護師像が中心です。

大学学部で学ぶ学問と、ゼミや研究で確かめたいこと。卒業後の進路は一言添える程度で足ります。志望校は「貴学」と書きます。ネット上の書き込みで傷つく中高生を守るルールのあり方を、貴学法学部の〇〇ゼミで情報法の判例から研究したいと考えております。
専門学校身につける技術と取りたい資格、卒業後に働く場。2年間・3年間でできるようになることを具体的に書きます。志望校は「貴校」です。卒業後は、高齢の犬にも負担をかけずに手入れができるトリマーとして、ペットと暮らす家族を支えたいと考えております。
看護学校・看護学部どんな患者さんに、どの場で、どんな看護をしたいかという看護師像と、きっかけの場面から得た看護観。看護専門学校は「貴校」、看護学部は「貴学」と書きます。入院して戸惑う認知症の患者さんが安心して過ごせるよう、毎日の声かけを工夫できる看護師になるため、貴校で学ぶことを志望いたします。
指定校推薦高校で続けてきたことを、入学後にどう続けるか。推薦枠があるからではなく、その大学の授業で学び続けたいから志望するという意思を示します。400字なら締めは40字ほどで足ります。化学部で続けてきた川の水質調査を、貴学理工学部の〇〇研究室で研究へと育てていきます。
  • ※ 例文に出てくる学部・学科・ゼミ・研究室は架空のものです。〇〇には、志望校で確かめた名前を入れてください。

字数別の締めの長さ(200字〜1000字)

締めの長さは、全体の字数の1割弱〜1割が目安です。字数が少ないほど、3要素を1文に詰めて書きます。

200字20〜30字(1文)要約と決意を1文にまとめます。入学後の展望は「〇〇を学び」の一言に縮めます。
400字30〜50字(1文)3要素を1文に入れます。要約、展望、決意の順に並べると収まりやすくなります。
600字40〜60字(1〜2文)1文なら3要素をまとめます。2文にするなら、1文目で書き出しの目標に戻り、2文目で展望と決意を述べます。
800字40〜70字(1〜2文)2文に分けると書きやすくなります。1文目に要約、2文目に展望と決意を置き、ゼミや実習の名前を1つ入れます。
1000字以上60〜100字(2文)1文目に要約と卒業後の展望、2文目に決意を置きます。字数に余裕があっても3文目は足しません。

200字や400字のように短い欄では、3要素を1文に詰めるため、「以上の理由から」や挨拶の言葉を入れる余裕はありません。1文に収まらないときは、要約と決意を残し、展望の説明から削ってください。要約か決意のどちらかが欠けると、何のために学ぶのか、どこまで本気なのかが最後に伝わらなくなります。

800字や1000字の志望理由書でも、締めは2文までにします。締めが3文以上になるのは、本文で書いた体験や理由をもう一度説明しているときです。所定の用紙だけが渡されて字数の指定がない場合は、行数と1行に書ける字数から全体の字数を見積もり、その1割を締めに充ててください。

締めのNG例と書き直し(「以上の理由から」で終わる など)

締めでよく見かける6つの書き方と、その書き直し例です。どれも、最後の一文から要約・展望・決意のどれかが抜けているか、本文とずれているかのどちらかに当てはまります。

「以上の理由から貴学を志望します。」の一文だけで終わる何が理由だったのかが締めに書かれておらず、読み手は本文に戻って探すことになります。どの志望理由書の最後にも付けられる一文なので、印象に残りません。「以上の理由から、古い町並みを残したまま住み続けられる改修の方法を、貴学建築学科で学びたいと考えております。」
「以上が私の志望理由です。どうぞよろしくお願いいたします。」と挨拶で終わる挨拶は志望の理由にも決意にもならず、その1文に使った字数のぶん、本文や締めに回せる字数が減ります。最後に残る印象も、目標ではなく挨拶になります。挨拶の1文を消し、その字数で「入学後は『〇〇実習』で接客の基本を身につけ、地元のホテルでお客様を迎える仕事に就きたいと考えております。」と締めます。
「また、留学して国際的な視野も身につけたいです。」と本文にない話題を最後に出す本文に根拠がないため唐突に見え、面接で理由を聞かれても答えにくくなります。最後に話題が広がると、志望の焦点もぼやけます。留学の一文を消し、本文で書いた授業に戻して「『〇〇演習』で古文書を読む力を身につけ、地元の歴史を伝える仕事につなげたいと考えております。」と締めます。
「入学後は精一杯頑張ります。」と決意だけで終わる何を頑張るのかが書かれておらず、誰にでも書ける一文になります。意気込みの強さは、学ぶ中身を書いたときに初めて伝わります。「入学後は『〇〇実験』で測定の基本を身につけ、作物の病気を早く見つける方法の研究に打ち込みます。」
書き出しで「伝統工芸の技を次の世代に残したい」と書いたのに、締めで「国際的なビジネスの場で活躍したい」と別の目標を掲げるどちらが本当の目標なのか分からなくなり、本文で積み上げた理由が最後に崩れます。面接でも、目標が定まっていないと受け取られます。「地元の漆器の技を次の世代に残す方法を、貴学経営学部で事業の引き継ぎの視点から学びたいと考えております。」
「将来は獣医師になれたらいいなと思います。」のように「〜と思います」で弱く終わる「思います」は自分の考えに自信がないときの言い方として受け取られやすく、「できたらいいな」は願望のままです。最後の一文から決意の要素が抜けてしまいます。「牛の病気を早く見つけて農家の損失を減らせる獣医師になるため、貴学獣医学部で学ぶことを志望いたします。」

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