自動車整備専門学校の志望動機・志望理由書

自動車整備専門学校の志望動機・志望理由書の書き方と例文3本

自動車整備専門学校の志望動機(志望理由書)では、「車が好き」という気持ちの先に、どんな整備士になりたいのか、なぜ専門学校で2級や1級の資格を目指すのかまで書けているかが問われます。このページでは、まず志望動機で見られる3つの点を整理し、続いて2級整備士志望のAO入試(800字)、1級整備士志望の推薦入試(600字)、社会人入試(400字)の例文と、願書の短い欄に使える200字版、面接でよく聞かれる質問と答え方、「人の役に立ちたい」で終わる文章の直し方を紹介します。自動車大学校や自動車専門学校と呼ばれる学校を受ける人も、同じように使えます。「どんな整備士になりたいか」の書き方、短くまとめるコツ、就職せずに専門学校で資格を目指す理由、社会人や大学生から目指す場合は、よくある質問の章で扱っています。

自動車整備専門学校の志望理由書を3ステップで書く

  1. 1
    自動車整備専門学校の志望動機は、どんな整備士になりたいかを1文で決め、整備士を目指したきっかけの場面を、回数や日数などの自分で記録した数字を添えて書くところから始めます。
  2. 2
    専門学校で学ぶ理由は、国の指定を受けた養成施設の課程を修了すると2級などの実技試験が免除されるという資格の道筋で示し、「なぜこの学校か」は体験入学で確かめた実習や指導で説明します。
  3. 3
    後半は、1年次の基礎から2年次の故障診断や国家試験対策までの学びと、卒業後に働きたい現場を書き、書き出しで挙げた整備士の姿に戻って締めます。

このページが向いている人:2級・1級の自動車整備士を目指して、自動車整備専門学校や自動車大学校を受ける高校生と、社会人や大学生から整備士を目指す人に向けたページです。志望理由書を書く前に考えを整理したい人、願書の欄が200字ほどしかなく何を残すか迷っている人、面接で志望動機を聞かれたときの話し方を準備したい人にも使えます。

自動車整備専門学校の志望理由書で見られる3つのこと

自動車整備専門学校の志望動機では、車への興味の強さより、どんな整備士になり、そのためにどの資格をどう取るのかまで考えているかが見られます。次の3点は、2級・1級のどちらの課程を受ける場合にも当てはまります。

  1. 一

    「車が好き」の先に、どんな整備士になりたいかと、その理由があるか

    整備士の仕事は、車検や定期点検、故障の診断と修理、タイヤや電気装置、事故で傷んだ車体の修理などに分かれ、働く場所も、販売店の整備部門、地域の整備工場、運送会社やバス会社の整備部門などさまざまです。志望動機では、「車が好き」「機械いじりが好き」という気持ちの先に、どんな整備士になりたいのか、なぜその仕事なのかが書けているかが見られます。家族の車の点検に付き添った、タイヤ交換を手伝って溝の深さを記録した、といった身近な体験で十分です。お客様の車の何を見て、何を伝えられる整備士になりたいのかを、1文で言えるようにしておきましょう。

  2. 二

    なぜ専門学校で学ぶのか、なぜこの学校なのかを説明できるか

    自動車整備士は、国土交通大臣が行う技能検定に合格して得る国家資格で、1級・2級・3級と、タイヤ・電気装置・車体の特殊整備士に分かれます。国の指定を受けた一種養成施設(専門学校など)の課程を修了すると、実務経験がなくても受験でき、修了から2年以内なら、その課程の実技試験が免除されます。高校卒業後に入る2級の課程は2年以上で、3級の1年課程や、2級の課程に続けて1級の課程を学ぶ4年制の学科を置く学校もあります。どの級の課程があり、どんな実習で学ぶのかを募集要項や体験入学で確かめ、自分の目標と結びつけて書いてください。

  3. 三

    入学後の学びの順序と、卒業後の働き方を見通せているか

    2級の課程では、たとえば1年次にエンジンやブレーキ、電気装置の仕組みと点検・分解・組み立ての基本を学び、2年次に故障診断や国家試験の学科対策へと進みます。2020年4月に始まった特定整備制度で、自動ブレーキやレーンキープに使う前方のカメラなどの取り外しや調整も、認証を受けた工場が行う整備に加わりました。2027年1月からは資格の区分も見直され、ガソリン・ジーゼルに分かれていた2級は、電子制御の内容を含む「二級自動車整備士(総合)」になります。志望動機では、1年次に固めたい基礎、2年次に力を入れたい実習、卒業後に働きたい場所を順に書きます。年次ごとの中身は学校によって違うため、学校案内で確かめてから書いてください。

自動車整備専門学校の志望理由書 例文3本

2級整備士を目指す800字は父と続けてきた冬タイヤの交換で記録したタイヤの減り方、1級整備士を目指す600字は機械科の課題研究で組み直したエンジン、400字は配送ドライバーとして毎朝続けている日常点検を題材にしました。800字はAO入試、600字は推薦入試、400字は働きながら社会人入試を受ける人を想定しています。どの例文も敬体(です・ます)で書き、志望校を「貴校」と呼んでいます。

1

自動車整備科・AO入試(タイヤの片減りを記録した経験から)

785 字

私は将来、タイヤの減り方のような小さな変化から車の状態を読み取り、お客様に分かる言葉で伝えられる整備士になりたいと考え、貴校自動車整備科を志望いたします。きっかけは、中学3年の秋から父と続けてきた冬タイヤの交換です。交換のたびに4本の溝の深さを測り、ノートに記録してきました。高校2年の秋、5回目の記録を見返すと、左前のタイヤだけ外側の溝が内側より2ミリほど浅くなっていました。整備工場に相談すると、整備士の方が専用の機器で足回りの角度を測り、直す前と後の数値を見せてくださいました。私が「なぜ外側だけが減るのですか」と尋ねると、タイヤの向きがわずかにずれていると、走るたびに少しずつ引きずられて一部だけが削れるのだと、タイヤの表面を指でなぞりながら教えてくださいました。私は減り方の違いに気づけても、原因を確かめることも直すこともできませんでした。車の状態を測る知識と技術、それを相手に伝える力の両方が整備士の仕事なのだと分かりました。専門学校を選んだのは、国の指定を受けた養成施設で2年間の課程を修了すると2級の実技試験が免除され、実習で技術を身につけながら学科試験に備えられるからです。中でも貴校を選んだ理由は二つです。一つは、1年次の『△△実習』で足回りを分解・組み立てし、角度を測る機器の扱いまで練習できることです。もう一つは、オープンキャンパスで〇〇先生が、タイヤの減り方の写真を見せながら、どこを見れば車の状態が分かるのかを教えてくださったことです。入学後は、1年次にエンジンやブレーキ、電気装置の仕組みと点検の基本を固め、2年次は故障診断や自動ブレーキなどの電子制御装置の点検に取り組みながら、2級の学科試験に備えます。卒業後は地域の整備工場で経験を積み、小さな変化から車の状態を読み取り、お客様に分かる言葉で伝えられる整備士になりたいと考えております。

800字・2級整備士志望(AO入試)

この例文のポイント

  • 父と続けてきたタイヤ交換で4本の溝を測り続けた記録と、5回目で見つけた2ミリの差から書き始め、整備士を目指す理由を自分で確かめた体験で示しています。
  • 「なぜ外側だけが減るのか」を整備士に尋ねた場面と、気づけても原因を確かめられなかったもどかしさを入れ、学ぶ理由につなげています。AO入試では、こうした自分から動いた経験が面談でも話題になりやすく、記録ノートの中身を具体的に説明できます。
  • 専門学校を選ぶ理由を2級の実技試験が免除される課程で説明したうえで、学校を選んだ理由を足回りの実習とオープンキャンパスで教わったことの2つに絞り、2年間の計画から書き出しの整備士像に戻しています。
2

1級自動車整備科・推薦入試(課題研究で組み直したエンジンの不調から)

563 字

私は将来、原因の分かりにくい不具合も、確かめる順番を立てて突き止められる1級自動車整備士になりたいと考え、貴校1級自動車整備科を志望いたします。きっかけは、高校の機械科の課題研究で、実習用のエンジンを班の4人で分解し、組み直したことです。私は記録係として部品に番号を振り、142点を写真に撮って順番を残しました。ところが、組み直したエンジンは何度試してもかかりませんでした。燃料、点火、配線と疑う箇所を一つずつ確かめ、放課後の作業12回目で、センサーのコネクターの差し込みが浅いことを見つけました。原因を見つけた喜びと同時に、テスターで測った電圧の読み方が分からず、遠回りをした悔しさが残りました。いまの車は多くの装置が電子制御で動いており、測った数値から原因を絞り込む力が欠かせないと感じています。貴校を選んだのは、2級の課程に続けて1級の課程まで4年間で学べることと、3年次からの『△△実習』で、故障診断機を使った不具合の探し方を学べることです。体験入学では〇〇先生から、故障を探すときは、まず症状を確かめ、疑う順番を紙に書き出すことが大切だと教わり、課題研究で遠回りをした理由が分かりました。原因の分かりにくい不具合も確かめる順番を立てて突き止められる1級自動車整備士を目指し、貴校で4年間学び抜きたいと考えております。

600字・1級整備士志望(推薦入試)

この例文のポイント

  • 課題研究で記録係として142点の部品を写真に残したことと、12回目の作業で原因を見つけるまでの過程を書き、推薦入試で見られる高校での学びへの取り組みを、班での役割とともに示しています。
  • 原因を見つけた喜びと、テスターの数値を読めずに遠回りした悔しさの両方を書き、2級で終わらず1級まで学びたい理由につなげています。
  • 4年間で1級まで学べる課程と故障診断の実習、体験入学で教わった「疑う順番を書き出す」という考え方を課題研究の経験と結びつけ、目指す1級整備士の姿で締めています。
3

自動車整備科・社会人入試(配送ドライバーとして続けている日常点検から)

392 字

私は、毎日荷物を運ぶ車を止めずに走らせ続けられる整備士になりたいと考え、貴校自動車整備科を志望いたします。運送会社の配送ドライバーとして4年目になり、毎朝の出発前に日常点検をしています。気になったことはノートに書き留め、この2年で整備工場に相談した不具合は7件ありました。ブレーキを踏むたびに鳴っていた小さな音は、パッドがすり減っていた知らせでした。異常に気づけても、自分では原因を確かめて直せません。そのもどかしさから、直す側に回りたいと考えました。貴校の『△△実習』では、配送で使う小型トラックの点検も学べます。オープンキャンパスで〇〇先生から、運転する人の話を聞くことが診断の第一歩だと教わり、ドライバーの経験も生かせると感じました。学費は貯金で準備し、仕事を辞めて2年間学びに専念します。卒業後は運送会社の車を整備する工場で、働く車を止めない整備士になりたいと考えております。

400字・2級整備士志望(社会人入試)

この例文のポイント

  • 配送ドライバーとしての毎朝の日常点検と、2年で7件の不具合を整備工場に相談した記録を結びつけ、働いてきた経験がそのまま整備士を目指す理由になっています。
  • 気づけても直せないもどかしさを、直す側に回りたいという志望の理由につなげ、オープンキャンパスで教わったことから、ドライバーの経験を生かせる点も示しています。
  • 学費の準備と、仕事を辞めて2年間学ぶという通い方、卒業後に働く場所まで書き、社会人入試で面接官が気にする、最後まで学び通せるかという点に答えています。

※ 上記は例文です。学校名・講師名・エピソードはご自身の情報に書き換えてください。

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200字にまとめた例文(願書の志望動機欄向け)

願書の志望動機欄が200字ほどの学校では、800字の例文1を縮めた次の文章を参考にしてください。何を残し、何を削ったかは下の手順のとおりです。

1

200字に圧縮した例文

193 字

私は、タイヤの減り方のような小さな変化から車の状態を読み取り、お客様に分かる言葉で伝えられる整備士になりたいと考え、貴校自動車整備科を志望いたします。父とのタイヤ交換で溝の深さを記録し続け、左前だけ外側が2ミリ浅いことに気づきましたが、原因は整備士の方に測ってもらうまで分かりませんでした。足回りを測る実習がある貴校で、気づいたことを確かめ、伝えられる力を身につけたいと考えております。

200字・圧縮版

※ 上記は例文です。学校名・講師名・エピソードはご自身の情報に書き換えてください。

圧縮の手順

  1. 1
    文は3つにします。1文目に目指す整備士像と志望学科、2文目にきっかけ、3文目に学校を選んだ理由と締めを置きます。整備士像の言葉は、800字の例文から変えずに使います。
  2. 2
    きっかけは、自分で続けた記録(溝の深さ)、そこで見つけた数字(左前だけ外側が2ミリ浅い)、自分では原因が分からなかったことの3点に絞ります。中学3年から続けた年数や、整備工場で角度を測ってもらった場面の細かい説明は省きます。
  3. 3
    整備士に「なぜ外側だけが減るのか」と尋ねた場面は削り、「気づいたことを確かめ、伝えられる力」という言葉で、学びたいことだけを残します。学校を選んだ理由も、足回りの実習の1つにします。
  4. 4
    専門学校を選んだ理由(2級の実技試験の免除)と年次ごとの計画は、200字の文からは外します。面接で聞かれたときに足して話せるよう、800字の下書きも手元に置いておきましょう。

自動車整備専門学校の面接で聞かれる志望動機と答え方

自動車整備専門学校のAO入試や推薦入試では、面接や面談で志望動機を口頭で聞かれることがあります。よく聞かれる5つの質問について、面接官が見ていることと答え方の例を表にまとめました。

志望動機を教えてください書類に書いた整備士像・きっかけ・学校を選んだ理由を、同じ順序で短く話せるか「タイヤの減り方のような小さな変化から車の状態を読み取り、お客様に分かる言葉で伝えられる整備士になりたくて、御校の自動車整備科を志望しました。父とのタイヤ交換で、溝の深さを記録し続けてきたことがきっかけです。」
なぜ本校を選んだのですかオープンキャンパスや学校案内で確かめた、その学校ならではの実習や指導を、自分の目標と結びつけて話せるか「オープンキャンパスで先生が、タイヤの減り方の写真から車の状態を読む方法を教えてくださったからです。1年次から足回りの実習で、角度を測る機器の扱いまで練習できる点も、私の目標に合っています。」
整備士を目指したきっかけは何ですか車への憧れだけでなく、自分で見たり確かめたりした場面があるか「左前のタイヤだけ外側が2ミリ浅く減っていると記録で気づいたのに、原因は整備士さんに測ってもらうまで分からなかったことです。気づいたことを自分で確かめられるようになりたいと思いました。」
どんな整備士になりたいですか卒業後に働く場所と、お客様に何を届けたいかまで考えているか「点検に来たお客様に、車の今の状態と、なぜその整備が必要なのかを、分かる言葉で説明できる整備士です。卒業後は地域の整備工場で経験を積みたいです。」
高校生活(社会人は今の仕事)で力を入れたことは何ですか続けてきたことと、そこで身につけた力を、整備の仕事につなげて話せるか「機械科の課題研究で、班でエンジンを分解して組み直しました。記録係として142点の部品を写真に残し、かからなかった原因を一つずつ確かめて見つけました。順番を立てて確かめる粘り強さは、整備の仕事でも生かせると思います。」

面接官の手元には、提出した志望理由書や願書があります。口頭の志望動機も書類と同じ軸にそろえ、目指す整備士の姿と志望学科、きっかけ、学校を選んだ理由の順に話して、最初の整備士像で締めると、書類との食い違いが生まれません。1分で答えるなら、話す量は300字前後です。800字の例文1から話す場合は、タイヤの記録と整備工場での場面、学校の実習1つに絞ると、ちょうどこのくらいになります。なお、志望校は話し言葉では「御校」と呼びます。

書いた文章を一字一句覚えて話そうとすると、途中で言葉が詰まったときに立て直せません。覚えておくのは「どんな整備士になりたいか」「きっかけの場面」「学校を選んだ理由」の3点だけにして、言い回しは毎回違ってよいつもりで声に出して練習しましょう。面接では、「どのタイヤが、どのくらい減っていましたか」「整備士さんはどうやって原因を確かめましたか」のように、書いた場面の中身を掘り下げて聞かれることがあります。記録したノートや、そのとき見たものを思い出し、数字と一緒に答えられるようにしておいてください。

社会人入試では、「なぜ今の仕事を辞めて整備士を目指すのですか」「2年間の学費や生活費はどう準備していますか」のように、決断の理由と通い続ける見通しを聞かれることがあります。今の仕事で車とどう関わってきたかを一言添え、学費と生活費の準備を具体的に答えられるようにしておくと、最後まで学び通せる人だと受け取ってもらえます。

  • ※ 面接があるかどうか、個人面接か面談か、時間の長さは、学校と入試方式によって違います。出願の前に、志望校の募集要項で確かめてください。
  • ※ 表の答え方の例は、このページの例文1・2をもとに作っています。学校の特色の部分は、志望校のオープンキャンパスや学校案内で確かめた内容に置き換えてください。

自動車整備専門学校の志望理由書でよくあるNG

一NG

「車が好き」「機械いじりが好き」で止まっている

車が好きな気持ちは、整備士を目指す自然な出発点です。ただ、同じ学科を受ける人のほとんどが車好きなので、その一言だけでは、整備のどんな作業に惹かれ、どんな整備士になりたいのかが伝わりません。好きになった場面で、何を見て、自分で何をしたのかまで書いてください。

書き直し例

「小さい頃から車が好きで、整備士になりたいと思いました」で止めず、「祖父の軽トラックのオイル交換を毎年手伝ううちに、抜いたオイルの汚れ方で走り方や交換の時期が分かると教わり、点検の結果から車の状態を説明できる整備士になりたいと考えました」のように、場面と目指す整備士の姿まで書きます。

二NG

「人の役に立ちたい」「お客様の安全を守りたい」で終わっている

「人の役に立ちたい」「安全を守りたい」は、整備士に限らず、多くの仕事に当てはまる言葉です。整備士がどんな場面で、何をして安全を守っているのかを書かないと、仕事をよく知らないまま選んだように読まれます。安全に関わる整備の場面を1つ選び、自分が見たことや確かめたことで示してください。

書き直し例

「お客様の安全を守る整備士になりたいです」ではなく、「母の車の点検に付き添った際、整備士の方が、すり減ったブレーキパッドを新品と並べて見せてくださいました。部品を見せて説明し、安心して乗ってもらえる整備士になりたいと考えました」のように、安全を守る場面を書きます。

三NG

「手に職をつけたい」「資格が取れて就職に強いから」が理由の中心になっている

国家資格を取れることや就職のしやすさは、専門学校を選ぶ現実的な理由です。ただ、それだけを理由の中心にすると、整備士でなくてもよいように読まれ、入学後に何を学びたいのかも見えません。資格を取って何をしたいのか、どんな整備を任される整備士になりたいのかとつなげて書いてください。

書き直し例

「整備士は手に職がつき、就職にも困らないからです」ではなく、「2級の資格を取り、車検や点検で、お客様の車のどこを、なぜ直すのかを自分の言葉で説明できる整備士になりたいと考えています。そのために、実習で点検の手順を一つずつ身につけられる貴校を志望いたします」のように、資格の先にある仕事まで書きます。

四NG

学校案内の合格率・就職率や設備をそのまま書き写している

「合格率」「就職率」「最新の設備」は、どの自動車整備専門学校の案内にも載っている言葉です。そのまま書き写すと、ほかの受験者の文章と見分けがつかず、あなたがその学校で何をしたいのかも伝わりません。数字や設備に触れるなら、オープンキャンパスで実際に見たことや、先生から聞いた話と結びつけてください。

書き直し例

「就職率が高く、整備の設備も充実しているからです」ではなく、「オープンキャンパスで、故障診断機の画面を見ながら原因を絞り込む授業を体験し、〇〇先生が一人ずつ手順を確かめてくださったことから、診断の基本を身につけられる貴校で学びたいと考えました」のように、学校で自分が体験したことを理由にします。

五NG

レースやカスタムへの憧れだけで、整備士の仕事と結びついていない

レースや車のカスタムに憧れて整備士を目指すのは、よくあるきっかけです。ただ、好きな車種やレースの話に字数を使うと、整備士として何を身につけたいのかが見えません。憧れのどこが整備の仕事につながるのかを考え、自分で見たことや確かめたことまで書いてください。

書き直し例

「レースが好きで、速い車をつくる仕事がしたいです」で終わらせず、「サーキットの走行会を見学した際、整備士の方が走行を終えるたびにタイヤの空気圧を測り、記録を見て調整していました。速さを支えるのは毎回の点検と記録だと知り、その基本から身につけたいと考えました」のように、整備の仕事につながる場面を書きます。

よくある質問

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